第十五回 千桜会さま茶会

今年で第十五回となった千桜会(せんおうかい)様の茶会。
昨年に引き続き「桜」の季節に開催です。
お軸の言葉は「萬歳蓬莱日」
今日という日を讃え、喜びを表している意味だったと思います(たぶん)
画像33枚でお届けいたします。
どうぞ ごゆるりとご観覧ください。

とりとめのない花の表情に
おだやかな春を感じます。

寄付のお花は姫空木(ヒメウツギ)

卯の花という別名もあります。
(卯月の頃に咲くから)
「おから」の卯の花もこの花の姿が由来だとか。

お軸は「喫茶去」
「お茶でも召しあがれ」の意味だそうです。

茶会 会記

下駄箱上の小さな花入れにも姫空木。

入り口のお花は豆の花。
宿根スイートピーです。
花屋で多く見かけるのは1年草のスイートピー。
宿根の方が野趣あふれる雰囲気ですね。

長廊下にはウイキョウと雪柳。

今年は「華」のある花材が手に入らなかったのですが、
これはこれで楚々とした趣きに。

ここからは恒例の美人シリーズ。

たおやかです。

花を見つめ、己の心を見つめる。

カルタのお手付きみたいになったのは ご愛嬌。

こちらは御夫婦です。

こちらも「あづさ先生ご夫婦」

ミス・フォトジェニック。

そろそろお客様がお入りになります。

今年は主宰のあづさ先生が 足をいためたとの事で
椅子に座ってのおもてなしです。

あづさ先生は英語がご堪能なため
海外からのお客様にも流暢な英会話で おもてなしをされます。

給仕をする時はマスクを着用。

お団子の干菓子可愛い。

今年は漆器の産地でもある輪島に思いを巡らせ
輪島の塗り板に主菓子を。

干菓子も輪島のへぎ板に。

正座はしなくてもよい柔和スタイル。

次の回の合間に釜の湯を調整中。

お席の様子に気配り中。

昨年は満開だった庭の桜も
今年は開花するかしないかの瀬戸際な雰囲気。
それもまた、今年の今日の景色、
事のままを味わうのもまた「日日是好日」

最後に女性陣全員でパチリ。
今年のお着物は、新緑から淡い桜色のグラデーション。
社中の皆様、お越しいただいた皆々様、
本当にありがとうございました。
また来年、お茶会でお会いできることを楽しみにしています。

花屋 Blenda のH.P.